城陽の名物である梅乃香焼を販売する小さなお店です。
良香、良好、両好、良幸、両幸などなど梅乃香焼が出来上がるまでの色々な繋がりや思いをその時の想いで好きな漢字を当てはめて頂ける様にとの想いで付けました。
後で分かったのですが、当店の息子2人の名前の前を取るとりょう、こうになります。
こちらは後付けになりますが、それも含めて縁など不思議な感じが致します。
京都府城陽市の特産品である梅(城州白)を使用して梅離れ、梅干し離れになっている現代に、梅を使った名物が作れないかと知人に相談し、紹介で東京の阿佐ヶ谷でたい焼き屋さん『ともえ庵』を経営されている知人(今は師匠)に相談をしたところ、ともえ庵で月1企画として、出身地である城陽市青谷の城州白を使い商品を販売していると!
そのレシピを元にオリジナルの焼き台(形)を鋳物で有名な富山県高岡市にある北辰工業所様に相談し作りました。(後にともえ庵様とも関りがあることが分かりました。)
最後に餡子が問題で、ともえ庵でお使いの餡子は毎朝その日に使う分だけを炊かれているのですが、燻煙広場paceは燻製専門店なのでそこまではできず、製餡所様にお願いすることに、しかし他の餡子に比べ糖度が低いために断られ続けて途方に暮れたときに、ともえ庵様の人脈で餡子ライター様に京都で相談に乗って頂けそうな製餡所様を紹介いただき、連絡すると、1番目に断られた製餡所様であることが発覚!
しかし時間を作って頂き相談させて頂いたところ、こちらの要望通りに作って頂けることになりました。製餡所の社長様と1番初めの知人が昔からの知り合いであることが発覚しました。
多くの人の御縁により、沢山協力いただき助けられ、1年以上かけて完成した城陽名物『梅乃香焼』です。
梅乃香焼 完熟梅入りは城陽市にある『城陽酒造』様で作られている梅ジュース、梅シロップの製造後の城州白の果肉が廃棄されていて何とか使い道がないかと相談を受けていた知人に紹介して頂きこの完熟梅を使用することで城州白を最後まで無駄なく使用することができ、昨今言われている『食品ロス』、『SDGs』とも成ります。
青谷梅林の城州白を砂糖漬けにした完熟梅とりょうこう庵独自の甘さを抑えた餡子に合わせ焼き上げた甘味
青谷梅林の城州白の梅干しを白玉粉と合わせた梅干し白玉を、りょうこう庵独自の甘さを抑えた餡子に載せ焼き上げた甘味
燻煙広場pace
〒610-0121 京都府城陽市寺田水度坂15−452
Tel. 0774-56-0117
Time. 11:00 - 18:00(L.O. 17:30)
(ランチ 11:30 - 14:00(L.O. 13:30))
Close. 火曜日